数年前にValerie kayの家に遊びに行った際の写真が、先日出てきました。
彼女の人形は、どの作品も彼女らしさが表現されていて
一体だけ飾っていても、とても存在感があります。
ペイントも独特で、元来のJumeauやBruの描き方ではなく彼女流です。
それがとても素敵で、個性があって・・・・・。

BruはBruらしくJumeauはJumeauらしく描く必要など
ないように思えたのでした。
今の私には、自分流はまだなく、
一生懸命アンティークの人形から模写の段階の私です。
いつか、私流が確立できるといいのですが・・・。

彼女のアトリエには、
沢山の作品が棚一杯に並んでいました。
同じ種類の人形が、いろんな色のかつらをつけて
いろんな色のドレスを身につけて・・・。
今の私は、そんな余裕はなく
数体の作品を
作る事で手一杯・・・・・・。
いつか、彼女のように
沢山の人形を棚に並べて
遠くから人形を見に来てもらって
沢山の作品の中から
人形を選んでもらえるようになれたら・・・・
っと思うのです。

私もいつか、こんな風に棚一杯に。






彼女を訪ねた年のクリスマスに彼女からクリスマスカードが、届きました。

彼女の作品は、私にとても大きな影響を与えました。
彼女を訪ねた時には、自分が作品を売るようになるなどとは思ってもいませんでしたが、
今では、彼女の作品は私の目標でもあり、大切な宝物になりました。
カードには、「また遊びに来てね!」っと書いてありましたが
いつかまた、彼女に再会出来る日が来るといいな・・・・・っと思うのです。